鼻が骨折した場合の対処法は?
骨折後の応急処置
骨が折れたらすぐに鼻の治療を始めましょう。頭を上げ、血液が口に入らないようにし、呼吸困難を防ぎます。すぐに氷嚢を鼻に当て、腫れと痛みを抑えます。市販の鎮痛剤はアセトアミノフェン系(例:タイレノール)を使用し、NSAID(例:イブプロフェン、アセトアミノフェン以外の鎮痛剤)は怪我後48時間は避けてください。
医療処置
ほとんどの場合、痛み止め以外の特別な治療は必要なく、自然に治癒します。ただし、骨や軟骨がずれていると見た目に問題が残ることがあるため、耳鼻咽喉科や整形外科の医師に相談し、骨・軟骨を整えてガーゼで固定(パッキング)してもらうと良いでしょう。
骨折が複雑で骨や軟骨が大きくずれている場合は手術が必要になることがあります。手術は通常、骨折後7〜14日以内に行われ、全身麻酔下で骨・軟骨を正しい位置に戻します。手術後は数日間、包帯やスプリントで固定します。
合併症と注意点
鼻骨折にはいくつかの合併症が伴うことがあります。止まらない鼻血(鼻出血)はすぐに医師の診察が必要です。また、鼻中隔に血がたまる(鼻中隔血腫)や、鼻から透明な液体が漏れる(鼻漏)場合も同様に早急な治療が必要です。これらは放置すると感染や変形の原因になるため、速やかに受診してください。
