火傷の正しい対処法と治療手順

まずは火傷の重症度と広がりを迅速に評価します。火傷は1度、2度、3度に分類され、1度が最も軽く、3度が最も深刻です。また、体表面積が広いほど注意が必要です。

1度(表皮のみ)の火傷

  • 症状:皮膚が赤く、軽度の腫れがある。
  • 応急処置:流水で数分間冷やす。流水が無理な場合は冷たい濡れたタオルで冷やす。
  • 注意:バターや油、氷は絶対に使用しない。
  • その後:清潔な滅菌ガーゼでゆるく覆い、必要に応じてアロエベラクリームや抗菌軟膏を塗布する。市販の鎮痛剤で痛みを和らげることができる。

2度(真皮まで)の火傷

  • 症状:水ぶくれができ、強い痛みと激しい紅斑が現れる。皮膚は深く損傷し、斑状になることがある。
  • 応急処置:直径3インチ(約7.5cm)以下であれば軽度の火傷として自宅で処置。3インチ以上、または手足・顔・股間・臀部・関節付近の場合は直ちに医療機関へ。
  • 処置方法:流水で冷やし、清潔なガーゼで覆う。水ぶくれは破らずに保護する。

3度(全層)の火傷

  • 症状:皮膚が炭化したように黒くなる、または白くなる。神経が損傷しているため痛みがないこともある。
  • 応急処置:すぐに救急車(119)を呼び、専門医の診察を受ける。燃えている衣服は安全な場合は取り除き、熱い部分は触れない。
  • 保護:清潔で冷たい布や滅菌ガーゼで覆い、救急隊が到着するまで保護する。

電気・化学火傷

  • 電気火傷:外見上の損傷がなくても内部で深刻な障害が起きている可能性がある。すぐに病院へ搬送する。
  • 化学火傷:大量の水で十分に洗い流し、化学物質が付着した衣服は速やかに脱ぐ。医師の診察を受けるまで、軟膏や薬は使用しない。

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