心アミロイド症のエコーカルディオグラム検査
エコーカルディオグラムとは
エコーカルディオグラムは超音波を用いて心臓の動く画像をリアルタイムで撮影する検査です。心臓の構造や血流、拍動を詳細に観察でき、心アミロイド症などの疾患の診断に活用されます。
心アミロイド症
異常タンパク質(アミロイド)が心筋に沈着し、正常組織を徐々に置き換えていく疾患です。「硬直性心症」とも呼ばれ、血流や心拍リズムが障害され、放置すると心不全に進行します。男性に多く見られます。
症状と治療法
手足のむくみ、倦怠感、動悸、起立時の低血圧、頸部静脈の拡張、特定の体位での呼吸困難などが主な症状です。治療は症状の進行度に応じて、薬物療法や水分制限、化学療法、除細動器やペースメーカーの埋め込み、最終的には心臓移植が検討されます。
他の診断検査
心アミロイド症は他の心疾患と症状が似るため、エコーカルディオグラムに加えてCT、MRI、冠動脈造影、核医学検査、心筋生検などが行われます。腎臓や腹部、骨髄の生検が併用されることもあります。
経食道エコーカルディオグラム
通常のエコーカルディオグラムは特別な準備は不要ですが、肺疾患や肥満などで心臓の画像が不明瞭な場合、食道を通してプローブを挿入する経食道エコーカルディオグラムが実施されます。侵襲的ですが、より鮮明な画像が得られます。
