子どもの聴覚障害を評価する手順
概要
米国言語聴覚協会(ASHA)は、子どもの聴覚障害を評価するためのガイドラインを定めています。まず、年齢に応じた聴覚スクリーニングを、資格を持つ専門家に実施させましょう。スクリーニングに合格しない場合は、ASHA認定の聴覚士により詳細な聴覚検査を受けることが必要です。検査結果をもとに、どのような聴覚障害があるかを把握します。
必要なもの
- 電話
- インターネットアクセス
手順
子どもの年齢や発達段階に合わせたスクリーニング方法を選択します。新生児や乳児は、耳に音を当てたときの蝸牛からの無音応答を測定する耳音響放出(OAE)や、頭部に電極を付けて脳波を測定する聴性脳幹反応(ABR)でスクリーニングします。1歳から2歳児は、音源を見るように促す視覚強化聴覚検査(VRA)や、音が聞こえたらブロックを箱に入れる条件付け遊戯聴覚検査(CPP)を行います。就学前児はCPPが効果的です。学童はヘッドホンで音を聞き、手を挙げる従来の聴覚検査で評価できます。
資格のあるスクリーニング実施者を選びます。ASHAの臨床認定(CCC‑A)を取得した聴覚士、臨床認定(CCC‑SLP)を持つ言語聴覚士、または資格を持つ聴覚士の監督下で働くスタッフが対象です。さらに、各専門分野の州免許が有効であることを確認してください。
スクリーニングに不合格だった場合は、ASHA認定の聴覚士による詳細な聴覚検査(聴覚検査)を予約します。検査には耳の外観検査、中耳の機能検査、純音聴覚検査、言語聴覚検査が含まれます。純音聴覚検査は防音ブースで実施し、子どもが聞き取れる音の周波数を測定します。言語聴覚検査では、子どもが簡単な二音節語を聞き取り、繰り返すことができるレベルを評価します。
検査結果について聴覚士と十分に話し合いましょう。聴覚障害の有無、障害の程度、そして以下のいずれかに分類されるかを確認します。
- 外耳・中耳の異常による伝音性難聴
- 内耳の先天的または後天的な異常による感音性難聴
- 脳が音を正しく処理できない聴覚処理障害
