難聴の症状を見分ける方法

難聴は加齢とともに徐々に進行することがありますが、事故や基礎疾患によっても起こります。医師が主に診断する難聴は、伝音性難聴と感音性難聴の2種類です。

伝音性難聴と感音性難聴

伝音性難聴は、外耳から内耳へ音が伝わる過程で何らかの障害が生じ、音が遮断されることで起こります。一方、感音性難聴は内耳の有毛細胞や聴覚神経が損傷し、音情報が脳へ正しく伝わらなくなることが原因です。感音性難聴は加齢によるものが多く見られます。

また、中耳の骨が損傷したり、聴覚を脳へ伝える脳神経が障害された場合も難聴が生じます。難聴のメカニズムを理解し、早期に症状を見つけることは、重度の聴覚障害を防ぐ第一歩です。

難聴の兆候を見つけるチェックリスト

  1. 乳幼児や幼児の反応を観察する

    赤ちゃんや幼児が大きな音や親の声に反応しない場合、聴覚に問題がある可能性があります。年長の子どもでも、会話の繰り返しを頻繁に求める、テレビやラジオの音量を上げたがるといった行動が見られたら注意が必要です。

  2. 会話の理解や追従に困難がないか確認する

    電話での会話が聞き取りにくい、周囲の会話についていけないといった症状は、聴覚低下のサインです。子どもが話しにくそうにしたり、注意散漫に見える場合も同様です。

  3. 耳鳴り(ティンティン)やめまいに注意する

    耳鳴りが続く、またはめまいやバランス感覚の低下がある場合、聴覚神経や内耳に異常があることがあります。特に小さな子どもが不安定に歩く様子が見られたら観察が必要です。

  4. 耳の痛みや不快感のサインに気付く

    子どもが手で耳を押さえたり、泣き止まない、耳を引っ張るなどの行動は、耳の痛みや炎症が疑われます。このような場合は小児科を受診してください。

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