聴覚検査の概要と手順

聴覚検査(オーディオロジー評価)は、さまざまな周波数の音に対する聴覚感度を測定し、聴覚障害の有無や補聴器の必要性を判断するために行われます。

物理的検査

聴覚検査を実施する前に、聴覚専門医はまず耳道を観察します。耳道内の液体や鼓膜の裂傷、過剰な耳垢、異物などが聴覚に影響を与えることがあります。

音声聴覚検査(スピーチ・オーディオメトリー)

この検査では、被検者に聞こえてきた単語を繰り返してもらいます。二音節語を徐々に音量を下げながら提示し、また快適な会話レベルで区別しにくい一音節語も聞かせます。

純音聴覚検査(ピュアトーン・オーディオメトリー)

各周波数のトーンに対して、最も聞こえる最低音量(閾値)を測定します。被検者はヘッドホンを装着し、左右の耳を個別に検査し、音が聞こえたらボタンを押します。

聴力図(オーディオグラム)

純音検査の結果は聴力図というグラフに示されます。左耳は「X」、右耳は「O」で最も聞こえた音の閾値がプロットされ、15デシベル以上の音量でのマークは聴覚障害を示します。

小児の聴覚検査

子どもの聴覚検査は、音が聞こえたら小さな物体をバスケットに入れるゲーム形式で行われることがあります。乳児の場合は、音に対する反応(音を探す、乳首を吸うなど)を測定して聴覚を評価します。

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