血糖値の基準と測定方法は?(昼間編)

糖尿病(Diabetes)

糖尿病は、膵臓が十分なインスリンを分泌できず、食事で摂取した糖が血液中に蓄積してしまう状態です。血糖値が高いまま放置されると、腎不全、緑内障、心筋梗塞、脳卒中、下肢の血行不良、神経障害、さらには感染が治りにくくなり足や指の切断につながることがあります。

血糖値は大きく変動するため、糖尿病患者は医師の指示に従い1日1回から5回まで測定します。空腹時(食事から2〜3時間、または夜間)では90〜120 mg/dL が目安です。食後2時間以内の血糖は180 mg/dL 以下が望ましく、これを超えると血糖コントロールが不十分と判断されます。

非糖尿病者(Non‑Diabetic)

非糖尿病者でも一日の中で血糖値は上下しますが、食後2〜3時間で基準値に戻ります。通常、食後の血糖は140 mg/dL 以下で、インスリンを使用しなくても正常に調整されます。空腹時でも70〜120 mg/dL が一般的な範囲です。

低血糖(Hypoglycemia)

低血糖は、血糖値が異常に低い状態で、糖尿病患者がインスリンを過剰に投与した場合や、インスリン分泌が過剰な先天性・後天性の疾患で起こります。目標とすべき血糖値は60〜100 mg/dL で、通常は120 mg/dL を超えることはありません。急激に血糖が下がった場合は、グルコース錠(1錠に5 mg の純粋なグルコース)などで速やかに補給します。

注意点(Considerations)

「正常な」血糖値は個人差があります。自分に合った基準を知るためには、必ず医師と相談してください。初期症状は軽微で見過ごしがちですが、血糖の急上昇・急下降は健康に重大なリスクをもたらします。

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