症状
妊娠糖尿病や前糖尿病の方は自覚症状がほとんどありませんが、1型・2型糖尿病になると以下のような症状が現れます。
- 喉の渇きが増す
- 異常な空腹感
- 頻尿
- 原因不明の体重減少
- 視界がぼやける
- 傷の治りが遅い
- 慢性的な疲労感
特徴とリスク要因
1型糖尿病は主に子どもに発症し、原因はまだ完全には解明されていません。一方、2型糖尿病は生活習慣や遺伝が大きく関与しています。
- 肥満になるとインスリン抵抗性が高まり、発症リスクが上がります。
- 運動不足もリスクを増大させます。
- 家族に2型糖尿病患者がいると、本人のリスクも高くなります。
- アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系、アメリカ先住民、アジア系アメリカ人は白人に比べ発症率が高いです。
治療法
1型糖尿病患者は必ずインスリン注射が必要です。2型糖尿病でも血糖コントロールが不十分な場合はインスリン療法が選択されます。
- インスリン注射はペン型デバイスで日々自己注射します。
- インスリンポンプを使用すれば、皮下に装着した小型ポンプが血糖値に応じて自動的に投与します。
日常生活のポイント
糖尿病患者は以下の点に注意して生活します。
- 緊急時用にグルカゴンキットを携帯し、家族や友人に使用方法を教えておく。
- 糖尿病であることを示すIDタグやブレスレットを常に身につける。
- インフルエンザや肺炎などの予防接種を定期的に受け、免疫力低下を防ぐ。
- バランスの取れた食事と規則的な食事時間を守り、血糖の急上昇・急下降を防止する。
合併症と対策
血糖コントロールが不安定になると、以下の合併症が起こりやすくなります。
- 高血糖:長期的に血管や神経にダメージを与え、心臓病・腎不全・失明などのリスクが高まります。
- 低血糖:食事を抜くと血糖が急激に下がり、意識障害やけいれんを引き起こすことがあります。
適切な食事管理、定期的な血糖測定、医師の指示に従った薬物療法が合併症予防の鍵です。
