皮下インスリン注射の正しい手順
1型糖尿病患者は体内でインスリンが作れないため、血糖値をコントロールするためにインスリン注射が必要です。2型糖尿病や高血糖で経口薬や食事療法だけでは血糖が管理できない場合も、インスリン注射が選択肢となります。皮下(皮膚のすぐ下)に注射する方法が一般的です。
注射の準備
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注射前に必ず手を洗います。インスリン瓶の色や濁り、結晶・粒子がないか確認します。
シリンジのピストンを引き、必要量分の空気を吸い込みます。針をインスリン瓶のゴム栓に刺し、空気を注入したら瓶を逆さにし、ピストンを押しながらインスリンをシリンジに吸い取ります。正しい量か再確認し、気泡があればシリンジ側面を軽く叩いて上部に集め、ピストンで押し出して除去します。再度正確な量を吸い取り、針を外します。
注射部位の準備
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皮膚を厚めにつまみ、筋肉やほくろ、傷跡のない場所を選びます。へそ周辺2インチ(約5cm)以内は避けます。腹部、太もも、臀部、上腕後部など、脂肪層が十分にある部位が適しています。
同じ部位を連続して使用しないように、注射ごとに指幅程度の間隔を空け、部位をローテーションします。
インスリンの注射
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脂肪層が十分にある場合は、針を皮膚に対して90度の角度でまっすぐ刺します。子供や細身の方の場合は45度の角度が推奨されます。
針を押し込みながら、プランジャーを一定の速度で押し、インスリンが全て注入されるまで続けます。注入後は数秒間皮膚をつまんだまま待ち、針を抜きます。
使用済みの針は、専用のシャープス容器に速やかに処分します。
