糖尿病の診断基準
アメリカ糖尿病協会(ADA)によると、糖尿病は米国だけで2300万人以上が罹患しているとされています。
ADAの診断基準
- ランダム血糖が200 mg/dL以上で、糖尿病の症状(多飲・多尿・体重減少など)を伴う場合。
- 空腹時血糖が126 mg/dL以上(8〜12時間絶食後)。最も簡便なのは朝の空腹時測定です。
いずれの基準も、別の日に同じ結果が得られることが診断確定の条件です。
診断結果の確認
診断には、同一検査で再検査して同じ結果が得られるか、あるいは別の検査でも陽性が示されることが必要です。結果が再現できない場合は正式な診断は下されませんが、症状が顕著であれば治療は継続されることがあります。
社会保障局(SSA)の基準
糖尿病性腎不全(尿崩症)
SSAの規定(セクション9.05)では、尿比重が1.005以下で慢性的な脱水状態が続き、症状が90日以上持続することが必要です。主な症状は大量排尿、過剰な水分摂取、強い喉の渇きです。
糖尿病(糖尿病性疾患)
SSAの規定(セクション9.08)では、以下のいずれかが認められることが診断要件です。
- 持続的な末梢神経障害(神経障害)
- 60日ごとに平均的に酸性血症が出現すること
- 増殖性網膜症による視力障害
糖尿病は血糖値が慢性的に高い代謝性疾患です。
A1c(ヘモグロビンA1c)検査
ADAは空腹時血糖測定を第一選択としています。A1c検査は診断目的では推奨されませんが、使用する場合は基準値(6.5%以上)を超えている必要があります。A1cは過去2〜3か月の平均血糖を反映し、診断後の血糖管理目標として利用するのが適切です。
