血糖値が低下したらどうすべきか
正常血糖値
一般的な正常血糖値は 70〜100 mg/dL です。糖尿病患者の場合は 70〜120 mg/dL が許容範囲とされます。
低血糖の症状
血糖値が 70 mg/dL 未満になると、以下のような症状が現れます。
- 手の震え
- めまい・ふらつき
- 意識混濁・錯乱
- 視界のぼやけ
- 多汗
- イライラ感
- 倦怠感
対処法
症状を感じたらすぐに 15 g の炭水化物を摂取し、15 分後に血糖値が 70 mg/dL 以上に上がったか確認します。上がらない場合は同じ量を再度摂取します。目安となる食品例は次の通りです。
- ジュース半カップ(約120 ml)または普通の炭酸飲料
- 砂糖またははちみつ 大さじ1
- レーズン 大さじ2
- グルコースタブレット 3〜4 粒
注意点
特に1型糖尿病患者は血糖値が 40 mg/dL 未満になるか、急激に低下すると意識を失うことがあります。意識喪失を伴う重度の低血糖は緊急事態であり、速やかにグルカゴン注射が必要です。
予防・対策
規則正しい食事と処方された薬の服用が低血糖予防の基本です。また、定期的に血糖値を測定し、頻繁に低血糖が起きる場合は医師に相談しましょう。
専門家のアドバイス
常にグルコースタブレットや緊急用の炭水化物を携帯し、1型糖尿病や重度低血糖のリスクがある人はグルカゴンキットも持ち歩くことを推奨します。
低血糖が進行すると糖尿病性昏睡に至り、脳障害や死亡の危険があります。迅速な対応が命を守ります。
