非空腹時血糖値の基準と糖尿病診断のポイント

概要

非空腹時血糖値は食後でも測定できるランダム血糖で、200 mg/dL を超えると2型糖尿病の可能性があります。一方、空腹時血糖値は126 mg/dL 以下が正常とされます。食後の血糖上昇と下降の時間を評価する検査もあります。

注意点

  • 2型糖尿病のリスク要因は、家族に糖尿病患者がいること、45歳以上、肥満、運動不足、妊娠糖尿病の既往などです。症状が軽くても、定期的な非空腹時血糖検査で初めて疑われることがあります。

考慮事項

  • 非空腹時血糖だけで糖尿病は確定できません。医師は空腹時血糖検査(最低8時間絶食後)を追加で指示します。非空腹時血糖が200 mg/dL 超、かつ喉の渇きや頻尿、倦怠感がある場合は糖尿病が疑われます。

診断基準

  • 空腹時血糖が126 mg/dL を超える値が2日間続くと2型糖尿病と診断されます。100〜125 mg/dL は耐糖能異常(前糖尿病)とされ、食事や運動で改善が期待できます。

検査の種類

  • 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)は、一定量のブドウ糖を含んだ飲料を摂取後、血糖が最高点に達し正常に戻るまでの時間を測定します。2時間後の血糖が100 mg/dL 以下で正常、140〜199 mg/dL が前糖尿病、200 mg/dL 以上が2型糖尿病と判断され、診断の確定には別日でもう一度実施します。

影響と対策

  • 非空腹時血糖が240 mg/dL を超えると、特に体調不良時には尿中ケトン体検査が行われます。高血糖に伴うケトアシドーシスのリスクがあるためです。このような数値が出た場合、医師は速やかに血糖降下薬の投与を検討します。

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