腹部癒着の主な症状と治療のポイント
腹部癒着とは、内部臓器と腹膜の間にできる瘢痕様組織の帯です。通常は臓器が滑らかに動きますが、癒着ができると臓器同士がくっつき、痛みや不妊、腸閉塞など様々な症状を引き起こします。
主な症状
慢性的な腹部・骨盤の痛みが最も一般的です。多くの癒着は症状がなく、痛みは子宮内膜症や虫垂炎など他の疾患と勘違いされることがあります。
不妊
癒着により子宮がねじれたり位置がずれたりすると、卵子が子宮に到達しにくくなり、不妊の原因となります。
腸閉塞
癒着が腸をねじったり位置をずらすことで、食物や便の通過が妨げられ、腸閉塞を引き起こします。
腸閉塞の症状
便秘、腹部の膨満感、嘔吐、痙攣、激しい腹痛などが見られます。
治療と手術の必要性
ほとんどの癒着は無症状で治療の必要はありませんが、痛みや不妊、腸閉塞を伴う場合は手術が検討されます。軽度の腸閉塞は食事療法で改善できることもあります。
