結腸閉塞の症状とは?
腸が閉塞しているかどうかを判断する方法はいくつかあります。以下では、閉塞が小腸か大腸かによって現れる主な症状と、その違いについて解説します。
部位の特定
症状は小腸と大腸で似ているものの、部位によって微妙な違いがあります。場合によってはほとんど区別できませんが、明確に分かるケースもあります。
腹痛
- 小腸の閉塞:へそ付近に波状に収縮するような痙攣痛が出ます。
- 大腸の閉塞:へそより下、下腹部に同様の痙攣痛が現れます。
- 痛みが持続的に強く、波がなくなる場合は、腸がねじれたり締め付けられたりしている可能性があるため、直ちに医療機関を受診してください。
嘔吐
- 小腸閉塞では、緑がかった嘔吐物が見られることが多いです。
- 大腸閉塞では、嘔吐はあまり起きませんが、長期間続くと茶色っぽい嘔吐が出ることがあります。
膨満感
- 小腸閉塞では通常膨満感はありません。
- 大腸閉塞では、へそ周辺や骨盤部に膨満感が生じ、腸の鳴る音(腸雑音)が聞こえることがあります。閉塞が進むと音は減少します。
下痢または便秘
- 小腸閉塞:主に便秘がみられ、間欠的にガスが排出されます。
- 大腸閉塞:下痢様の症状と便秘が交互に現れ、場合によっては激しい下痢の後に完全な便秘になることがあります。これらは緊急のサインですので、早急に受診してください。
癌の可能性
- 血便、体重減少、食欲不振、倦怠感などがみられる場合、閉塞が腫瘍性である可能性があります。これらの症状が出たら速やかに医療機関へ相談してください。
上記の症状がいずれかに該当する場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。
