言語聴覚士が実施する機能的活動

発声・音声形成活動

発声や音声形成は音韻、形態、統語、語義、社会的側面を含みます。音が出せない、発音が不明瞭、吃音などの課題を抱える子どもや大人は、言語聴覚士の支援を受けます。従来の療法では、標準音と比較させて認識させ、ゲームや歌を通じて正しい音を再現させます。

コンピュータ学習プログラムとDVD

インタラクティブな学習ソフトやDVDは、子どもの発話練習に有効です。例としてVideoVoice.comは、音声認識を用いたゲームで音程・音量・リズムなどを鍛えます。メディアテクノロジーの予備研究でも、子どもが積極的に取り組むことが確認されています。

認知コミュニケーション活動

理解力は口頭コミュニケーションの要です。言語聴覚士は、認知・社会的相互作用・口頭表現を組み合わせた機能的課題を提供します。例として「次に何が起こる?」ゲームでは、ストーリーを続けさせて語彙や文法の応用力を育てます。「ボールを渡す」ゲームでは、ボールを投げ合いながら新しい単語を発音させ、語彙と記憶を同時に鍛えます。

身近なゲーム

フラッシュカードや工作を取り入れたレッスン、カードゲームも効果的です。「ゴーフィッシュ」では、相手にカードの有無を尋ねる会話練習ができます。「コンセントレーション」では、カードを裏返すたびに名称を言わせ、記憶と発音を同時に鍛えます。

成人への言語療法

成人向けの療法は在宅や施設、リハビリテーション環境で行われます。失語症や脳卒中後の方は、口や舌、唇の筋力トレーニングが必要です。伝統的な音声形成練習や、特定音に焦点を当てた反復練習が主な手法です。

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