蛍光抗体技術とは?

蛍光抗体技術の概要

蛍光抗体技術は、抗原を含む組織に蛍光色素を結合させ、蛍光顕微鏡で紫外光を当てると標的部位が光ります。

使用方法の違い

直接法と間接法の2種類があります。

  • 直接法:一次抗体に蛍光色素を直接結合させ、一次抗体だけで染色を行うワンステップ法です。
  • 間接法:一次抗体と二次抗体(蛍光標識)を順に使用し、信号増幅が可能です。

主に使用される蛍光色素は、緑色に光るフルオレセインと、橙赤色に光るローダミンです。

抗体の種類

蛍光抗体は単クローン抗体(同一細胞由来)と多クローン抗体(複数細胞由来)に分かれます。検査にはヒト、マウス、ラットの遺伝子がよく用いられ、抗体産生にはヤギ、マウス、ウサギ、ラットの組織が利用されます。

応用例

この技術は医療・生物学のさまざまな検査で利用されています。ヒト組織ではインフルエンザウイルスなどの病原体検出に、環境検査では土壌や水中の大腸菌、ジアルジア、クリプトスポリジウムなどの微生物検出に活用されています。

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