口腔カンジダ症(口内炎)の市販治療法
口腔カンジダ症(通称スラッシュ)は、体内に常在する酵母菌カンジダ・アルビカンスが過剰に増殖して起こる真菌感染です。主に口内に症状が現れますが、体の他部位にも波及することがあります。乳幼児や義歯を使用している人は罹患しやすいとされています。市販薬や自然療法で改善が期待できますが、乳幼児の場合は必ず医師の診察を受けてください。
食事の工夫
- 糖分は酵母のエサになるため、できるだけ控えめにしましょう。
- オレンジやヨーグルトなどの酸性食品は酵母の増殖を抑え、症状改善に役立ちます。
市販薬の種類
- 市販の抗真菌クリームやマウスウォッシュ(例:ジンチアン・バイオレット、抗真菌薬入りのうがい薬)があります。使用方法は製品ラベルに記載されています。
- 足白癬(アスリートフット)用の抗真菌剤は口内で使用しないでください。誤って飲み込むと有害です。
ジンチアン・バイオレット(Gentian Violet)
- 米国ケースウェスタンリザーブ大学医学真菌学センターとオハイオ州クリーブランドの口腔HIV/AIDS研究連合の研究では、HIV患者の口腔カンジダ症治療において、ジンチアン・バイオレットが高価な薬剤より効果的であることが示されました。
- この薬は薬局で入手できる紫色の花エキスで、舌に塗布して数日間続けると症状が改善します。衣類に染みやすいので注意が必要です。
ハーブや自然サプリメント
- グレープフルーツシードエキス、ショウガ、ニンニクなどのハーブは酵母の量を減らす働きがあります。カプセル、ハーブティー、チンキとして健康食品店で入手し、製品の用量指示に従って使用してください。
予防策
- 免疫力が酵母バランスを保つ鍵です。全粒食品を中心に摂取し、糖分を制限するとともに、エキナセアなどの免疫増強サプリメントを検討すると良いでしょう。
