卵巣皮様嚢胞の治療法
治療法
卵巣皮様嚢胞(卵巣皮様嚢)は外科的に除去するしかありません。2.5インチ(約6.5cm)未満の場合は腹腔鏡手術で摘出できます。2.5インチ以上の場合は以下の手術が検討されます。
- 卵巣嚢胞摘出術(シストエキス) – 嚢胞だけを取り除く。
- 部分卵巣摘出術(パーシャル卵巣摘出) – 嚢胞と卵巣の一部を除去。
- 卵管卵巣摘出術(サルピンゴ卵巣摘出) – 嚢胞が大きい、ねじれ、出血、破裂などの合併症がある場合に、卵巣と卵管を一緒に除去。
- 全子宮摘出術+両側卵管卵巣摘出術 – 嚢胞が悪性の場合、子宮・卵巣・卵管をすべて除去します。
発生原因と症状
皮様嚢胞は出生時に形成され、成人になるまで診断されないことがあります。嚢胞は主に皮膚組織で構成され、毛髪、歯、骨などの組織が混在することもあります。これは卵巣の生殖細胞(卵母細胞)から分化した細胞が異常に増殖することで起こります。
急性症状としては、腹痛、発熱、嘔吐、冷や汗、皮膚の冷たさや湿り、呼吸の速さなどがあります。これらは嚢胞のねじれ(捻転)や破裂による感染や出血を示すサインです。症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。
