乾癬(かんせん)について知っておくべきこと
1. 乾癬は慢性皮膚疾患です
乾癬は世界で1億2500万人以上が罹患している一般的な慢性皮膚疾患です。赤く鱗状の斑点が体のどこにでも現れます。
2. 乾癬は感染性がありません
乾癬は接触や接触によって他人に移ることはありません。自己免疫疾患であり、免疫系が自分の健康な皮膚細胞を誤って攻撃することで発症します。
3. 乾癬には主に5つのタイプがあります
代表的なタイプは以下の通りです。
- 斑状乾癬(プラーク乾癬):最も一般的で、赤く鱗状の斑が現れます。
- 滴状乾癬(ガッテート乾癬):小さな涙滴形の斑が点在します。
- 逆乾癬:腋下、鼠径部、胸下などの摩擦が多い部位に平滑な赤い斑が出ます。
- 膿疱性乾癬:小さな膿を含む水疱ができるタイプです。
- 紅皮症性乾癬:最も重症で、全身に広がる赤く鱗状の斑が特徴です。
4. 発症には遺伝的要因と環境要因が関与
正確な原因は不明ですが、遺伝的素因とストレス、喫煙、飲酒などの環境要因が組み合わさって発症すると考えられています。家族に乾癬患者がいるとリスクが高まります。
5. 治療法は多岐にわたります
乾癬のタイプや重症度に応じて、以下のような治療が選択されます。
- 外用薬:ステロイド、レチノイド、カルシポトリエンなどを患部に直接塗布します。
- 内服薬:メトトレキサート、シクロスポリン、アプレミラストなどがあります。
- 生物学的製剤:免疫系の特定部位を標的とした注射または点滴薬です。
- 光線療法:紫外線(UV)を皮膚に照射して症状を改善します。
6. 症状は管理可能です
完治は難しいものの、適切な治療を受ければ多くの患者が日常生活を十分に送ることができます。定期的な皮膚科受診と生活習慣の見直しが重要です。
7. 生命に直接的な危険はありません
乾癬自体は致命的ではありませんが、身体的・精神的な不快感を伴うことがあります。症状が気になる場合は、早めに皮膚科医へ相談し、最適な治療を受けましょう。
