CTスキャンによる膀胱がん検出の手順
膀胱の概要
膀胱は腹部下部にある空洞の臓器で、尿を貯めて体外へ排出するまで保管します。
膀胱がんのタイプ
膀胱の組織に悪性細胞ができると膀胱がんが発生します。細胞の種類により主に次の3型に分類されます。
- 移行上皮癌(膀胱の最内層の上皮細胞から発生)
- 扁平上皮癌(扁平上皮細胞から発生)
- 腺様癌(腺や分泌細胞から発生)
主な症状と診断の流れ
血尿、頻尿、排尿時の痛み、尿が出にくい感覚、腰部の痛みなどの症状がある場合、医師は膀胱がんの有無を確認するためにCTスキャンを勧めることが多いです。
CTスキャン実施手順
- 前日の絶食
検査前夜は食事を控え、胃を空にしておきます。空腹であることが画像の質を高めます。 - 検査中は静止
CT装置に連結されたコンピュータが膀胱の様々な角度から詳細な画像を撮影します。検査は専門技師がガラスで囲まれた部屋の隅で操作します。 - 造影剤の投与
技師が静脈注射または経口で造影剤を投与します。造影剤が膀胱に届くまで時間を置き、再度詳細画像を撮影します。 - 医師との結果確認
造影剤が濃染した細胞塊(腫瘍)が画像上に映ります。腫瘍が疑われた場合は、生検により確定診断を行います。
