口内潰瘍と熱性水ぶくれの違い
熱性水ぶくれ(口唇ヘルペス)
別名「口唇ヘルペス」や「冷たい水ぶくれ」とも呼ばれ、リップや口周辺、喉に小さな液体がたまった水ぶくれができます。発疹の前にチクチク、かゆみ、灼熱感があり、破れると液が出てかさぶたができ、徐々に剥がれ治ります。
原因
単純ヘルペスウイルスⅠ(HSV-1)感染が原因です。ウイルスは神経に潜伏し、ストレス、外傷、病気、日光などがきっかけで再活性化します。頻繁に再発する場合は免疫力低下や栄養バランスの乱れが疑われます。
対策と治療
十分な睡眠・バランスの良い食事・ストレス管理が再発予防に役立ちます。発症時は、アブレバ(Abreva)や処方薬デナビル(Denavir)などの軟膏で痛みを和らげます。予防のため、アルギニンが多いコーヒー、ナッツ、チョコレートは控え、リシンが豊富な食品を摂取するとよいでしょう。
口内炎(アフタ性潰瘍)
舌や頬の内側など口腔粘膜にできる痛みを伴う潰瘍です。腫れ、破裂し、通常2週間ほどで自然に治癒します。感染性はなく、他の病気と結びつくことはまれです。
原因
主な要因はストレスや粘膜の外傷です。ビタミンB12、亜鉛、葉酸、鉄分の欠乏や、セリアック病・クローン病などの消化器疾患が原因になることもあります。
対策と治療
柑橘類や酸性の食べ物は刺激を避けましょう。症状が長引く場合は、処方の抗菌性マウスウォッシュやステロイド軟膏、市販の口腔用鎮痛剤が有効です。
