副鼻腔炎の兆候と症状
副鼻腔炎は、鼻腔内の粘膜に細菌が溜まることで起こる感染・炎症です。一般的には「副鼻腔炎」と呼ばれ、風邪やインフルエンザなどの呼吸器疾患に続いて二次的に発症することが多いです。アレルギーや鼻中隔の偏位、嚢胞性線維症などの基礎疾患が関与する場合もあります。急性副鼻腔炎は数日で改善することが多く、慢性の場合は数週間以上症状が続くことがあります。
成人の兆候と症状
-
鼻づまりと後鼻漏が最も典型的な症状です。これに伴い、目の周囲や後頭部に圧迫感や頭痛が生じ、前かがみになると痛みが増すことがあります。頭部の重さや喉の腫れ感も感じられます。
頬骨や上顎の周囲に圧痛があり、歯痛を訴えることもあります。
濃い鼻汁や後鼻漏があり、喉の痛みを伴います。口臭や夜間に悪化する咳が出ることがあります。
急性の場合は発熱、倦怠感、全身のだるさが数日間続くことがあります。慢性の場合は通常発熱はみられません。
小児の兆候と症状
-
成人と比べて症状の出方がやや異なります。風邪やインフルエンザなど既存の呼吸器感染症が一度改善した後、再び悪化することがあります。
高熱が出やすく、鼻汁は濃く暗色になることが多いです。
その他の症状
-
感染が耳管に波及すると耳痛を伴うことがあります。副鼻腔内の圧力上昇により耳がポップ音を出すこともあります。
発熱や後鼻漏の影響で吐き気や食欲不振が起こることがあります。また、嗅覚低下に伴い味覚が鈍くなることもあります。
