肝臓と脾臓の腫大(肝脾腫大)について
肝臓と脾臓が拡大した状態は医学的に「肝脾腫大(ヘパトスプレノメガリー)」と呼ばれます。主な原因は白血病、リンパ腫、カルチノイド症候群、肝硬変、慢性疲労症候群、C型肝炎などです。
考慮すべき点
脾臓は免疫系の重要な器官で、正常なサイズは拳くらいです。拡大した脾臓は感染症、肝疾患、特定のがんなどが原因で起こり、基礎疾患の兆候となります。
肝臓に関する追加情報
肝臓はコレステロールの生成、ビタミン・ミネラルの貯蔵、血液中の有害物質の除去を行います。正常な大きさは小さなサッカーボール程度です。アルコール過剰摂取、肝炎、肝細胞がん、感染症、白血病などが肝臓の腫大を引き起こすことがあります。
原因
拡大した肝臓と脾臓の原因は非常に多岐にわたり、急性リンパ性白血病、胆管がん、エプスタイン・バーウイルス感染、レイ症候群、血小板増多症など、合計で約740種類が報告されています。
治療法(肝臓)
肝臓の腫大に対する治療は原因疾患に応じて決定されます。白血病が原因の場合は化学療法が中心となり、B型・C型肝炎による肝障害は抗ウイルス薬で管理します。
治療法(脾臓)
脾臓が痛みや出血、重度の貧血を引き起こす場合は外科的に摘出されることがあります。ただし、脾臓摘出は感染リスクが高まるというデメリットがあります。
