腸チフス(サルモネラ・チフス)の概要と対策

腸チフスはサルモネラ・チフス菌によって引き起こされる感染症です。高度に感染力が強く、汚染された食物や水を摂取することで感染します。

症状

  • 持続的な高熱(最高約40℃)が特徴的です。その他、下痢、胃腸の不快感、激しい発汗などが見られます。

診断

  • ウィダル検査は血清中のサルモネラ抗体を検出する迅速診断法です。培養による確定診断も併用されます。

治療

  • 第一選択薬はシプロフロキサシンです。耐性株が疑われる場合は第3世代セフェム(例:セフトリアキソン)が推奨されます。

耐性

  • サルモネラ・チフスは抗菌薬に対する耐性を獲得しやすく、複数の薬剤に対して耐性を示す株が増加しています。

予防

  • 清潔な水・食事の確保が最も効果的な予防策です。流行地域へ旅行する際は、腸チフスワクチンの接種が推奨されます。

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