肺炎球菌性肺炎の症状と対策
肺炎球菌性肺炎は、主に2歳未満と65歳以上の高齢者に多く見られる肺感染症です。原因は肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)で、感染者との密接な接触で感染します。症状は急速に現れ、呼吸器上部から肺、耳、神経系へと広がることがあります。
寒気と発熱
- 突然の激しい寒気と震えが最初に現れ、すぐに高熱が続きます。
胸部症状
- 呼吸困難や息切れを感じ、呼吸数が増加します。
- 咳や深呼吸時に胸痛が生じることがあります。
胃部症状
- 吐き気や嘔吐、食欲不振が見られることがあります。
その他の症状
- 頭痛、筋肉痛、極度の倦怠感。
- 大量の発汗や、高齢者では意識混濁が起こることがあります。
治療法
- 抗生物質が第一選択です。投薬開始から約36時間で症状が緩和されますが、耐性菌がある場合は回復が遅れることがあります。
予防
- 肺炎球菌ワクチン(23価多糖ワクチン)により、23種類の肺炎球菌血清型から予防できます。
- CDCは、重篤な合併症(菌血症・髄膜炎)を防ぐためにワクチン接種を推奨しています。肺炎球菌性肺炎は約5%の患者で致死的合併症が起こります。
