大腸ポリープとは何か?
情報
大腸ポリープは大腸の壁にできる小さな増殖物で、単独または複数で現れます。平坦なものや表面から突き出たものがあります。ほとんどは良性ですが、一部はがん化する可能性があります。高齢者や中年層に比較的多く見られ、成長はゆっくりで急激な腸閉塞を起こすことは少ないです。
リスク要因
大腸ポリープのリスクは、遺伝的要因と生活習慣の両方があります。家族歴や自身の既往歴にポリープや大腸がんがあるとリスクが高まります。子宮や卵巣がんの既往歴も関係します。また、喫煙、脂肪分の多い食事、肥満、運動不足などの生活習慣もリスク要因です。
診断
大腸ポリープは大腸内視鏡検査(コロノスコピー)で確認できます。内視鏡は直腸から挿入し、腸内を直接観察します。CTやバリウム造影検査でもポリープの有無を調べることがあります。
症状
初期の大腸ポリープは無症状であることが多いです。サイズが大きくなると、直腸出血や便に血が混じる、黒色便、下痢や便秘、腹部のけいれん、吐き気、腸閉塞による疼痛などが現れます。
治療
ほとんどのポリープは内視鏡的に切除できます。ポリープの根元をワイヤーループで締め、切除しながら止血します。切除した組織は病理検査でがんの有無を確認します。非常に大きいポリープや切除が困難な場合は外科手術が必要になることがあります。
