薬物乱用を評価するためのヒント

薬物の種類

  • アルコール、麻薬、鎮静剤、興奮剤、幻覚剤、カンナビスの6種類に大別されます。
  • 幻覚剤とカンナビスは、過剰摂取のリスクが低く、精神的依存も少なく、身体的依存はほとんどありません。耐性は徐々に形成されます。
  • アルコールと興奮剤は、身体的依存の可能性が中程度です。興奮剤は耐性が急速に形成され、心理的依存が高く、過剰摂取リスクも中〜高です。アルコールは身体的・精神的依存が中程度で、耐性は徐々に、過剰摂取リスクは個人差があります。
  • 麻薬と鎮静剤は最も深刻で、身体的・精神的依存が急速に進行し、過剰摂取事故が多発します。

個人要因

薬物乱用を評価する際は、対象者の背景を考慮する必要があります。気分、年齢、体重、当時の精神・身体状態、投与量、さらには期待感までが薬の作用に影響します。たとえば、幸福感や安らぎを期待すると、実際の効果が増幅されることがあります。したがって、同じ薬でも人によって効果は大きく異なることが多いです。

使用期間と耐性

長期にわたって薬物を使用すると、耐性が形成されます。初期は少量でも効果が得られますが、使用が続くと効果を得るために用量を増やす必要が出てきます。また、薬の効果や体への影響が変化し、他の薬剤との併用を求めるようになるケースもあります。

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