オピオイド離脱時の症状

インフルエンザ様症状

離脱時は、重度のインフルエンザにかかったように感じることがあります。寒気や鳥肌が出て、体が温まらない、あるいは逆に体温が上がり汗が止まらないこともあります。全身の筋肉痛や倦怠感、目や鼻の流水、頻繁なくしゃみなどが現れ、これらの不快感から再使用に走るケースも少なくありません。

脚の痛みとむずむず脚

離脱過程で脚が骨の奥深くまで痛むことがあります。足がむずむずして、絶えず動かしたくなる衝動に駆られ、短い距離を歩くだけでも重く感じます。肩や関節、臀部にも痛みが広がり、むずむず脚は睡眠を妨げます。

消化器系の症状

離脱中は胃のむかつきや食欲不振が顕著で、食事を取るだけで吐き気を催すことがあります。嘔吐や激しい下痢、腹部の痙攣が頻発します。依存時に便秘が続いていた場合でも、離脱時は逆に腸が活発になり、十分な水分と栄養補給が重要です。

睡眠障害

入眠困難や中途覚醒が起こり、夜中に8回以上目が覚めることもあります。深い睡眠が得られず、過度に眠くなることや、鮮明で不快な悪夢を見ることもあります。通常は1週間程度で軽減しますが、就寝前に入浴や温かいハーブティー、瞑想などのリラックス習慣を取り入れると改善しやすくなります。

メンタルヘルス

離脱は不安感や抑うつ感を増幅させます。オピオイドの乱用により体内のエンドルフィン産生が低下し、快感や幸福感が失われるため、気分の落ち込みが数か月から数年続くことがあります。侵入的な思考や自己破壊的行動のリスクも高まります。

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