エクスタシー(MDMA)はなぜ中毒になるのか
エクスタシー(MDMA)とは
エクスタシーはMDMAとしても知られ、脳の報酬系に作用することで中毒性があります。服用するとセロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリンが大量に放出され、快感や陶酔感が一時的に得られます。
中毒が形成されるメカニズム
同薬の使用を繰り返すと、セロトニン系が損傷し、長期的な気分障害や記憶・認知機能の低下を招きます。高濃度のセロトニン放出により神経細胞が枯渇し、薬効が切れた後に「クラッシュ」――気分やエネルギーの急落――が起こります。この不快感が再度薬を求める動機となります。
セロトニン枯渇は不安やうつといった負の感情も引き起こし、使用を続けるほど依存が強まります。
依存の具体的な形態
身体的依存
体が薬に慣れ、正常に機能するために必要と感じる状態です。急に使用を中止すると不安、抑うつ、不眠、倦怠感などの離脱症状が現れます。
心理的依存
一時的でも強い陶酔感や幸福感が得られるため、問題があっても使用をやめられなくなります。
社会的依存
パーティーやクラブなどの社交的場面で使用されることが多く、仲間が使用していると抵抗が難しくなります。仲間との関係を保つために薬を繰り返し使用し、依存が循環します。
対策と支援
エクスタシーは危険で依存性の高い薬物です。使用前にリスクを正しく理解し、依存が疑われる場合は専門機関や支援団体に相談しましょう。
