聴覚検査の結果は何を意味するのですか?
聴覚が低下すると、会話の一部が聞き取れなくなります。本人が気付くのは遅く、脳は失われた音を埋めようとしますが、結果的に聞き取れない部分を推測することが増えます。
検査の流れ
聴覚検査では、さまざまな音量と周波数のトーンやビープ音を聞き分けます。受診者が聞こえたと答えるたびに、検査者は結果を聴力図(オージオグラム)に記録します。これにより、言語理解に必要な音がどれだけ聞こえるかが分かります。
結果の読み方
オージオグラムの横軸は音の周波数(低音 125〜1000 Hz、 高音 1500〜8000 Hz)を示し、縦軸は音量(デシベル)で -20〜120 dB の範囲です。
重要性
各周波数で最も聞こえた最小音量が示されます。右耳は赤、左耳は青でプロットされます。
聴力の区分
・-20〜25 dB:正常
・25〜40 dB:軽度の難聴
・45〜80 dB:重度の難聴
・85〜120 dB:難聴(失聴)
影響
高音域のトーンは言語理解に不可欠です。低音域は環境音の認識に役立ちます。検査でどの周波数が低下しているかを確認しましょう。
専門家の見解
中程度の高音域難聴には補聴器が効果的ですが、低音域の中程度難聴にはあまり効果がありません。重度の難聴には補聴器が有効です。85 dB 以上の難聴では補聴器の効果は限定的です。一部の難聴者は音の存在を確認するために補聴器を使用しますが、会話の理解には限界があります。
