耳鳴りを引き起こす薬はどれ?原因と対策を解説
耳鳴り(ティンナイタス)は、さまざまな要因で起こる一般的な症状です。薬剤に対する体の副作用として現れることもあり、原因となる薬を特定できれば、医師に相談して別の薬に変更することで症状が改善することがあります。
薬剤が原因となる耳鳴りのメカニズム
薬剤が耳鳴りを引き起こす主なメカニズムは、内耳の血流障害や神経伝達の変化、血圧上昇などです。以下に代表的な薬剤とその特徴をまとめました。
アスピリン
- 大量に長期間服用すると、耳鳴りが生じることがあります。
- 通常は1日12錠以上を長期間続けた場合にリスクが高まります。
- 服用を中止すれば症状は改善することが多いです。
マラリア治療薬(キニーネ)
- キニーネは耳鳴りやめまい、呼吸困難などの副作用が報告されています。
- 症状が続く場合は医師に相談し、服用を中止することが推奨されます。
- キニーネは足のけいれん予防にも使われます。
血圧上昇を伴う薬剤(アンフェタミン、ステロイド)
- これらの薬は心拍数や血圧を上げ、結果として耳鳴りを引き起こすことがあります。
- 皮膚疾患や腫瘍、精神疾患などの治療に使用されます。
抗生物質・抗がん剤
- クロラムフェニコール、テトラサイクリン、ブレオマイシンなどの抗生物質が耳鳴りの原因になることがあります。
- メクロレチンやビンクリスチンなどの抗がん剤でも同様の副作用が報告されています。
耳鳴りが薬剤によるものと疑われる場合は、自己判断で中止せず、必ず医師に相談して適切な代替薬や対策を検討してください。
