バイノーラル補聴器とモノラル補聴器の違い
解決策
バイノーラル聴力損失は両耳に聴力低下がある状態です。聴覚検査で両耳が対象となり、両耳で聴力低下が確認された場合はバイノーラル補聴器が推奨されます。
バイノーラル補聴器はモノラル聴力損失(片耳のみ)の治療には適さないため、片耳だけに聴力低下がある場合はモノラル聴力損失と呼ばれます。
片方が全く聞こえず、もう片方が聴力低下している場合、実質的にモノラル聴覚であり、補聴器は片耳だけで十分です。
効果
私たちの耳は自然に協調して音を捉えるよう設計されています。バイノーラル聴覚により、音声の明瞭さ、音源定位、騒音下での聞き取りが向上します。聴力が低下するとこれら三つの機能すべてが損なわれます。
専門家の見解
両耳に聴力損失があるにも関わらず、片耳だけの補聴器を使用すると、音声の明瞭さ、音の方向感覚、騒音下での聞き取りに依然として問題が残ります。
機能
聴覚系は音の信号を脳に伝達し、脳は両耳からの情報を統合して音を認識します。片耳が聾の場合、脳はその側からの刺激がなくなり、モノラル処理に適応します。そのため、片耳だけの補聴器でも有益です。
考慮すべき点
片耳だけでも聞こえる方が、両耳とも聴力が低下している状態よりは有利です。補聴器を全く装着しないよりは、片耳だけでも装着した方が聞こえの向上が期待できます。
