良性発作性位置めまい(BPPV)とは?
良性発作性位置めまい(BPPV)は、頭の動きでめまいが生じる内耳の障害です。発作時は部屋が回っているように感じ、バランス感覚が失われることがあります。BPPVは最も一般的なめまいの一種です。
特徴
- 内耳には体の位置情報を脳に伝える器官があり、そこにある小さな粒子(耳石)が異常に動くとBPPVが起こります。
発作の時間
- 発作は突然起こり、通常は1分以内に収まります。強いめまいが30秒ほど続いた後、徐々に軽減します。
症状
- 吐き気、嘔吐、視界のぼやけ、立ちくらみが現れることがあります。
- 眼振(異常な眼球運動)が典型的で、診断の重要な手がかりとなります。
治療法
- まずは頭部を特定の方向に動かすリハビリテーション(位置療法)で、耳石を元の位置に戻します。
- 位置療法が効果を示さない場合や実施できない場合は、外科手術が検討されます。
注意点
- BPPVは通常6週間以内に自然に改善しますが、長期間続くこともあります。発作が起きたらゆっくりと姿勢を変え、座位を保つことで転倒リスクを減らせます。
警告
- 加齢とともに発症率が上がり、特に60歳以上の方に多く見られます。この年代では転倒による怪我のリスクが高まります。
