耳が詰まったときの対処法と注意点

原因の見極め

耳が詰まる原因は、耳垢の詰まり、感染症、アレルギー、顎の緊張、鼻・副鼻腔の圧力などさまざまです。まずは自分がどの原因に該当するかを確認しましょう。最も一般的で対処しやすいのは耳垢の詰まりです。感染症やアレルギーが疑われる場合は、液体が耳内にたまりやすく、詰まった感覚が強くなります。不明な場合は早めに耳鼻科を受診してください。

対処法の種類

耳垢の除去は、以下のように自宅で行う方法と医師に依頼する方法があります。

  • 市販の耳垢除去キット(生理食塩水やプランジャー付き)を使用する。
  • 家庭用の過酸化水素(H2O2)と水を1:1に混ぜて耳に注ぎ、数十秒置いてから排出する。
  • 耳キャンドルは吸引効果が科学的に証明されておらず、FDAでも承認されていませんので使用は推奨しません。
  • 重度の場合や自宅での除去が困難なときは、耳鼻科で専用器具を用いた除去や吸引を受けます。

医師の診察が必要な場合

液体がたまって詰まっていると感じる場合は、必ず医師の診察を受けましょう。診察では耳内を観察し、必要に応じてドレナージ(排液)を行います。炎症が強い場合は、抗生物質やステロイド入りの点耳薬が処方され、数回にわたるドレナージが必要になることもあります。痛みがある場合は特に早めに受診してください。

予防と日常のケア

  • 耳に異物を入れない。綿棒は外側の皮膚を軽く拭く程度に留め、奥まで入れない。
  • 過酸化水素と水を同量混ぜた液を、1日1回程度、30秒ほど耳に流し、やさしく傾けて排出する。
  • 鼻や副鼻腔のアレルギー・感染症を放置しない。適切な治療で耳への圧力上昇を防ぐ。

注意喚起

耳に痛みや強い不快感がある場合は、すぐに医師に相談してください。たとえ耳垢が原因と思っても、痛みがあるときは感染や炎症の可能性があります。医師の指示なしに冷たい液体を耳に入れるとめまいや失神を引き起こす恐れがあります。温めた点耳薬や生理食塩水を使用するようにしましょう。

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