医師による耳垢除去で鼓膜に穴が開くリスクは?兆候・症状と対処法
リスクとサイン
耳垢除去は一般的な処置ですが、キュレットや吸引チップが誤って向けられた場合、鼓膜が穿孔するリスクはわずかにあります。処置中に出血が見られた場合、鼓膜が穿孔した可能性が高いことを示す明確なサインです。
穿孔時の症状
鼓膜穿孔を示す主な症状は次の通りです:
- 鋭い、または持続的な耳の痛み
- 一時的な難聴や音がこもる感覚
- めまい・平衡感覚の乱れ
- 耳鳴り(リングやブンブン音)
- 異常な耳からの分泌物や排出物
受診と治療法
鼓膜が穿孔すると感染や慢性の耳の問題など合併症を引き起こす可能性があるため、これらの症状が現れたら速やかに医療機関を受診することが重要です。資格を持つ耳鼻咽喉科医が耳鏡などで詳しく検査し、以下の治療を勧めることがあります:
- 感染予防・治療のための処方抗生物質
- 治癒を促進し炎症を抑える局所点耳滴
- 稀に、穿孔が大きい、または自然に治癒しない場合は、小手術(鼓膜再建術)を実施
回復とフォローアップ
多くの場合、鼓膜は4〜6週間で自然に治癒しますが、適切に治癒しているか確認し、二次的な問題に対処するためにフォローアップの受診が重要です。
