色覚検査の種類と概要

石原色覚テスト

最も一般的な色覚検査は石原色覚テストです。被検者には大小さまざまな色と大きさの点が無作為に配置されたプレートが提示されます。正常な色覚を持つ人は点の中に隠された数字を見ることができますが、色覚異常がある人は数字が見えなかったり、違う数字に見えることがあります。全38枚の石原テストが標準ですが、一般的な眼科検診では一部のプレートだけが使用されることがあります。

配列テスト

色相を順に並べ替えるタイプの検査もあります。この検査は色覚異常の有無だけでなく、障害の程度も評価できます。代表的なものはFarnsworth‑Munsell 100 Hue Testで、100色を正しい順序に並べる課題です。簡易版のFarnsworth‑Munsell D15 Testは、色覚が正常かどうかを判定しますが、障害の重症度までは測定できません。

オンライン色覚検査

インターネット上でも色覚検査が提供されていますが、画面上の色再現や照明条件に左右されやすく、結果の信頼性はまちまちです。正確な診断を得るには、専門の眼科医が適切な照明下で実施する検査が必要です。

検査が必要な人

正確な色認識が求められる職業(デザイナー、イラストレーター、電気技師など)では、色覚検査が採用条件になることがあります。また、色覚に問題があることに気付いていない人も多く、他者から指摘されるまで気付かないことがあります。突然色覚に異変を感じた場合や、白内障などの疾患で色の識別が難しくなった場合は、速やかに医師の診察を受けるべきです。

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