なぜCosopt点眼薬は低眼圧緑内障に用いられるのか
緑内障
緑内障には様々なタイプがあります。眼の排水システムが開いたままの状態で発症するものは「開放隅角緑内障」と呼ばれます。一方、排水システムが閉塞して起こるものは「閉塞隅角緑内障」と呼ばれます。低眼圧緑内障は開放隅角緑内障の一種です。
眼圧の測定
眼科医は、非接触式眼圧計(エアーパフテスト)やゴールドマン圧平衡計など、さまざまな方法で眼圧を測定します。ゴールドマン圧平衡計は、青色フィルター光と黄色フルオレセイン点眼を使用します。
治療
眼圧が正常範囲内であるにもかかわらず、視神経に緑内障性の損傷が認められる場合は「低眼圧緑内障」と診断されます。低眼圧緑内障でも、他の緑内障と同様に眼圧をさらに低下させる治療が行われます。
Cosopt
Cosoptは、ベータ遮断薬のチモロールと炭酸脱水酵素阻害薬のドロゾラミドという2つの有効成分を含む眼圧降下点眼薬です。これらはそれぞれ異なる作用機序で眼内液の産生を抑制します。
留意点
眼科医が緑内障と診断した場合、定期的に眼圧測定や疾患進行の評価を行うために来院を求められます。低眼圧緑内障であっても、眼圧を下げることは疾患の進行を抑制する確実な方法です。
