中心網膜静脈閉塞の主な原因とは?

中心網膜静脈閉塞(CRVO)は、網膜へ血液と酸素を供給する中心静脈が何らかの要因で詰まったり圧迫されたりすることで起こります。血流が阻害されると視力低下や失明のリスクが高まります。主な原因は以下の通りです。

血栓(血液の塊)

中心網膜静脈内、または体内の他の部位で形成された血栓が血流に乗って中心網膜静脈に到達すると、血管が閉塞します。血栓は酸素供給を妨げる「虚血性」と、妨げない「非虚血性」に分類されますが、CRVOの多くは虚血性血栓が原因です。

糖尿病

糖尿病は心血管系や眼の合併症を引き起こしやすく、血圧上昇や動脈硬化、眼圧上昇といった状態がCRVOのリスクを高めます。糖尿病患者はこれらの要因が重なることで中心網膜静脈閉塞を起こしやすくなります。

緑内障

緑内障は眼圧が上昇し視神経が損傷する疾患です。眼圧上昇に伴う視神経の腫れが中心網膜静脈を圧迫し、閉塞を招くことがあります。緑内障は米国で2番目に多い失明原因であり、CRVOの重要な危険因子です。

動脈硬化(アテローム性動脈硬化)

動脈硬化は血管壁にプラークが沈着し、血流が妨げられる状態です。主に胸部の動脈で起こりますが、稀に中心網膜静脈でも同様の閉塞が生じます。特に中性脂肪が高い、心疾患や糖尿病を抱える人はリスクが高くなります。

高血圧

血圧が高いと眼内の静脈にかかる圧力も上昇し、血管壁が膨らんで一時的に中心網膜静脈が閉塞しやすくなります。その結果、視力障害が起こります。

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