両眼白内障を改善するための対策と手術の流れ

白内障は、加齢に伴う眼の水晶体の生化学的・生理的変化であり、糖尿病や薬剤使用、放射線、アルコール、ステロイドなど、年齢以外のリスク要因も関与しています。

白内障は世界で最も多くの予防可能な失明の原因となっており、白内障手術は医学分野で最も効果的な手術のひとつとされています。

現在、リスク要因の回避や手術以外に、加齢プロセスを止める確立された治療法は存在しません。両眼白内障が気になる方は、以下のポイントを参考にしてください。

白内障の予防・治療・検討事項

  1. 生活習慣の見直し

    環境要因や薬剤、基礎疾患が白内障の進行を早めないよう、生活習慣を改善しましょう。すべての人は加齢とともに白内障が形成されますが、視力に著しい影響が出た段階で手術が検討されます。

    特に糖尿病の管理は重要です。血糖値の変動が大きいと水晶体に負担がかかります。自己免疫疾患や肺疾患でステロイドを長期使用している場合も、白内障の進行が早まります。

    原因が加齢や薬剤、糖尿病の場合、白内障は両眼に対称的に現れます。片目だけに白内障が見られる場合は、外傷や炎症が疑われます(例:ボクシングなどの鈍的外傷)。

  2. 医師への相談

    定期検査で水晶体の微細な変化が見つかったら、眼科医に相談しましょう。視力低下を訴える場合は、眼科医が詳細な検査で白内障の有無と視覚への影響度を判断します。

    眼科医は超音波装置で眼の測定を行い、白内障除去後に装着する眼内レンズ(IOL)の適切な度数を決定します。IOLは虹彩の裏に配置され、外からは見えません。手術後の回復が完了すれば、眼鏡なしでの視力改善が期待できます。多焦点レンズを選べば、遠近両方の作業が眼鏡なしで可能です。

  3. 手術の検討

    白内障除去手術は、外来手術センターや病院で行われ、局所麻酔(点眼麻酔)が主流です。全身麻酔に伴うリスクが低減されます。手術は世界で最も成功率の高い手術のひとつですが、リスクや代替療法についても医師と十分に話し合い、最適な判断をしてください。

  4. 術後の管理

    術後は眼科医の指示に従い、感染や炎症が起こらないよう適切にケアしましょう。定期的なフォローアップが重要です。

  5. 視力回復の実感

    白内障手術は高い成功率と満足度を誇ります。視覚的に有意な白内障と診断された場合、手術は生活の質を大きく向上させる可能性があります。詳細は担当眼科医にご相談ください。

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