緑内障の検査方法と早期対策

緑内障は、眼球内の液体圧が上昇し、視神経が徐々に損傷していく病気です。視力が永久に失われる可能性があるため、定期的な眼科検診での緑内障検査が重要です。

症状

最初の症状は、周辺視野(側方の視界)がゆっくりと狭くなることです。自覚できるまでに損傷が進んでいることが多く、検査で早期に異常を発見することが鍵となります。

検査の種類

緑内障の検査は大きく3つに分かれます。

  • 眼圧測定(トノメトリー)―眼球内の圧力(IOP)を測ります。
  • 視神経・血管・排水系の評価―眼底検査で視神経や血管の状態を確認します。
  • 視野検査―周辺視野がどれだけ狭くなっているかを測定します。

基本的な検査:トノメトリー

最も一般的な検査はトノメトリーです。専用の機械で眼圧を測定します。

従来の「エアーパフ」検査は、光を見ながら顎と額を機械に当て、短時間の空気の吹き付けで眼圧を測ります。現在は、眼に麻酔薬を点眼し、微小なプローブで角膜に直接接触させて正確に測定する方法が主流です。

この結果だけで、追加の検査が必要かどうかを判断できます。

さらに詳しい検査

眼圧が高い場合、次に視神経の状態を詳しく調べます。暗い部屋で瞳孔を散大させ、眼底鏡(オフサルモスコープ)で視神経の損傷を確認します。

併せて視野検査を行い、周辺視野が狭くなっていないかを評価します。機械を使う場合もあれば、側面から光を当てて見えるかどうかを確認する簡易法もあります。

最後に角膜の厚さや眼内血管の状態を、特殊なコンタクトレンズや鏡面レンズで測定することがあります。

予防と治療

緑内障自体を完全に予防する方法はありませんが、早期発見と適切な治療により視力の低下を抑えることができます。定期的な検査と、必要に応じた点眼薬や手術による治療が重要です。検査は痛みがなく簡単に受けられ、長期的な視力維持に大きく貢献します。

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