眼の障害と疾患
視力障害はウイルスや細菌感染、遺伝性の眼疾患、手術後などさまざまな原因で起こります。眼の障害や疾患は徐々に視力低下を招くこともあれば、急激に視力を損なうこともあります。異常を感じたら、眼科医の診察を受けて正確な診断と適切な治療を受けましょう。
弱視(ラジカル)
弱視は「ラジカル」とも呼ばれ、主に片眼に起こる眼疾患です。脳が健常な眼に依存し、弱視の眼は視神経と脳との情報伝達が不十分になります。原因は斜視や、片眼の乱視、近視・遠視などの屈折異常が不均等にあることなどです。
結膜炎
眼瞼内側と白目を覆う薄い透明な組織を結膜と言います。この結膜が感染すると「結膜炎」=「ピンクアイ」と呼ばれます。細菌・ウイルス感染が最も一般的で、両眼に広がりやすく感染力があります。アレルギー性結膜炎は白目の充血、涙液増加、眼瞼の腫れ、かゆみを伴い、抗ヒスタミン薬で対処します。
角膜疾患
角膜は眼の表面を覆い、異物や細菌から保護する層です。感染症、ウイルス、遺伝性疾患などが原因で角膜に障害が生じます。例えば、細菌性や外傷による角膜炎は痛みや分泌物、視力低下を引き起こします。遺伝性の円錐角膜は角膜が薄くなり形が変わり、近視や乱視を招きます。
嚢胞性黄斑浮腫(CME)
嚢胞性黄斑浮腫は黄斑部(中心網膜)が腫れる疾患で、糖尿病性網膜症、ぶどう膜炎、網膜静脈閉塞などと合併しやすいです。また、白内障手術後2〜4か月に起こることもあります。主な症状は視界のぼやけと網膜の炎症です。
黄斑変性(加齢黄斑変性)
黄斑変性は網膜の中心部である黄斑が劣化し、視力が低下する疾患です。視界がぼやけ、盲点ができるのが特徴です。ドライ型とウェット型の2タイプがあり、ドライ型は進行が緩やかで最も一般的です。ウェット型は血液や液体が網膜下に漏れ、急速に視力が失われます。
