眼圧上昇のサインと対策

眼圧が高くなると視神経が損傷し、緑内障のリスクが高まります。特に開放隅角緑内障は、初期に発見すれば点眼薬で治療可能です。本記事では、眼圧上昇の主なサインと対処法を紹介します。

眼圧とは

眼球内部の圧力は「眼内圧(intraocular pressure, IOP)」と呼ばれ、mmHg(ミリメートル水銀柱)で測定します。正常範囲は10〜21 mmHgで、22 mmHg以上は眼圧亢進(高眼圧)とされます。

光過敏(光恐怖症)

眼圧が上がると、光に対する過敏症状、すなわち「光恐怖症(photophobia)」が現れることがあります。暗い場所で痛みや極端な眩しさを感じたら、速やかに眼科医を受診してください。

涙目(過剰な涙液)

眼内圧上昇は、房水(眼液)の排出経路が詰まることで起こります。排出が妨げられると眼液がたまり、余分な液体が目の表面から流れ出すため「涙目」になります。

眼瞼の腫れ

眼瞼が腫れる原因の一つに「眼瞼炎(blepharitis)」があります。細菌感染で腺が詰まり、放置すると眼圧がさらに上がる恐れがあります。抗生物質とステロイドの併用治療が必要になることもありますが、ステロイド使用中は眼圧管理が必須です。

視覚の歪み

眼圧が徐々に上がると、視野が狭くなったり、色のコントラストや奥行き感覚が低下します。特に夜間運転が困難になることが、初期症状として現れることがあります。早期発見が視力保護につながります。

眼圧の異常は自覚しにくいですが、上記のサインに気付いたらすぐに眼科を受診しましょう。早期診断と適切な点眼薬で、緑内障の進行を防ぐことが可能です。

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