目の色の仕組みと変化について

目の色とは

目の色は、虹彩のストローマ層に含まれるメラニンの量と、光がストローマ内で散乱する程度によって決まる、多遺伝子形質です。一般的には茶色、青、緑、ヘーゼルの4つに分類されますが、実際にはさまざまな色合いや組み合わせがあり、年齢や環境によって変化することもあります。

メラニンの役割

メラニンは皮膚、髪、目に色を与える色素で、虹彩内のメラニン量が多いほど目の色は濃くなります。茶色の目はメラニンが豊富で、青い目はほとんどメラニンがなく、緑の目は中程度の量が含まれています。

光の散乱

虹彩の大部分を構成する結合組織「ストローマ」では、光が当たると様々な方向に散乱します。この散乱が目に独特の輝きを与え、色合いにも影響します。散乱の程度は、ストローマ内のコラーゲン繊維のサイズ・形状・密度によって変わります。

遺伝的要因と環境要因

目の色は複数の遺伝子と環境要因の影響を受けます。現在、すべての遺伝メカニズムは解明されていませんが、メラニンの生成・輸送に関わる遺伝子や、ストローマ内の光散乱に関与する遺伝子が関わっていることが分かっています。

また、日光に長時間曝露すると虹彩が暗くなりやすく、加齢に伴い虹彩が薄くなることで目の色が明るく見えることがあります。

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