脳性麻痺の子どもたちが楽しむ遊びと活動
乳児・幼児(0〜2歳)
脳性麻痺の赤ちゃんも、他の子どもと同様に遊びを通して世界を学びます。赤ちゃん期は、ガラガラやぶら下がりおもちゃ、揺れる・跳ねる・くすぐる・音が出るおもちゃが好まれます。ブロックで組み立てては崩す、スプーンや鍋で音を鳴らす、テープや紙で遊ぶ、砂や水遊び、カーテンの裏やタオルの下に隠したものを探す、音や触感のある絵本など、多様な感覚刺激が効果的です。
1〜3歳になると、車や電車、ぬいぐるみ、人形などの玩具が喜ばれます。絵を描く、押したり引いたりする遊び、箱やトンネルでの探索も好まれます。動物の写真から好きな犬を選ばせるなど、選択させる遊びも有効です。箱や袋に隠したおもちゃを探すゲームは特に楽しまれます。
幼児期(2〜4歳)
この年齢では、簡単な家事や料理のお手伝いができるようになります。形や色のマッチング、ごっこ遊び、粘土での創作、シール貼り、箱での組み立てなどが人気です。障害物コースや『シモン・セイズ』、音楽遊び、ボール遊び、レゴ、聞き取りゲーム、ストーリーブックもおすすめです。
運動
大きくなると、身体を動かす遊びが発達に重要です。激しい追いかけっこは触覚と運動感覚を刺激しますが、子どもが怖がらないよう配慮してください。可能な限り身体活動を促すことが大切です。以下は例です。
- 車いす用フットレストやラケットを使ったサッカー
- 車いすスラロームレース
- コーン上に置いたフォームバットとボールでの野球
- バンパー付きボウリング
- 乗馬、スイミング、ダンス、テザーボール、陸上競技(砲丸、円盤投げ)など
その他のおすすめ
協調性や移動が制限されている子どもには、ゲームやおもちゃを子どもの能力に合わせて調整しましょう。タッチスクリーンのタブレットは多様なゲームで楽しめます。高価な玩具が必須というわけではありません。段ボール、プラスチックカップ、紙皿など、身近な素材でも十分に遊びが作れます。
同時に遊ぶ玩具の数は絞り、過度の刺激や注意散漫を防ぐことが重要です。
