閉経期のミルケット(Mircette)使用ガイド

ミルケット(Mircette)を閉経期に使用する理由

ミルケットはエチニルエストラジオールとデソゲストレルという女性ホルモンを含む低用量経口避妊薬です。排卵を抑制し、妊娠予防効果がありますが、閉経期の女性に対してはエストロゲンが減少した際のホルモンバランスを整えることで、様々な閉経症状の緩和に用いられます。

ミルケットの閉経期における作用機序

体内のエストロゲンとプロゲステロンのレベルを均一に保つことで、発汗・ホットフラッシュ・膣の乾燥といった症状を軽減します。また、骨密度の低下を抑制し、骨折リスクの低減にも寄与します。米国家族医師会によれば、低用量ホルモン剤は卵巣や子宮のがんリスクを低減する可能性があります。

ミルケットの服用方法

ミルケットは1か月サイクルで服用します。最初の3週間はホルモンを含む錠剤を毎日1錠、続く2日間はプラセボ(偽薬)を服用し、最後の5日間は低用量エストロゲンを含む錠剤を服用します。毎日決まった時間に服用することが重要です。

主な副作用

出血や点状出血が起こることがあります。これらが頻繁に起こる場合は医師に相談してください。その他、吐き気、消化器症状、むくみ、体重変動、乳房の圧痛、片頭痛などが報告されています。副作用については必ず医師と確認しましょう。

使用上の注意点(リスク)

ミルケットは「低用量」エストロゲン錠剤ですが、すべてのホルモン療法と同様に血栓、脳卒中、心筋梗塞のリスクが増加します。高血圧、糖尿病、高コレステロール、心疾患の既往がある方は使用を避けるべきです。また、過去にがんや肝臓腫瘍の診断を受けた方、喫煙者も使用は推奨されません。必ず医師に現在の健康状態を伝えてください。

服用期間と中止時の注意

副作用が出た場合や服用を続けたくないと感じた場合は、いつでも中止できます。ただし、服用をやめると症状が再発する可能性が高いため、医師と相談しながら中止時期を決めることが重要です。

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