閉経期におけるFSHとLHの変動
下垂体は卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を分泌し、月経周期を調節します。閉経が近づくとエストロゲンが減少し、これらホルモンのレベルが変動します。
ホルモンの働き
通常の月経周期では、排卵の1〜2日前にFSHとLHが上昇します。FSHは卵胞の成熟を促し、LHは排卵を引き起こします。その後、子宮が妊娠または次回月経の準備を始めると、ホルモンは低下します。
FSHと閉経
エストロゲンが低下すると、下垂体はそれに応じてFSHの分泌を増やします。そのため、閉経が近づくとFSHの血中濃度は通常より高くなります。
LHと閉経
LHも同様に閉経期に上昇する傾向があります。
検査の留意点
FSHやLHの単独測定だけでは、閉経の予測や確定診断はできません。閉経前の数年間は月ごとに大きく変動するためです。
専門家の見解
メイン州ヤーマスにあるWomen to Womenクリニックの産婦人科医、マルセル・ピック博士によると、FSH・LH検査は主に不妊の評価に有用であり、閉経判定には限界があると指摘しています。
