子宮筋腫の治療法
症状
- 月経が多い・長引く
- 骨盤の圧迫感や痛み
- 頻尿、膀胱の排尿困難
- 便秘、背部や脚の痛み
- 稀に、筋腫が血流不足で壊死し、急激な激痛と発熱が起こることがあります。
激しい出血や急な激痛がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
経過観察
閉経が近い場合や症状が軽度の場合、経過観察が推奨されます。医師は骨盤診察で筋腫を触知し、超音波検査でサイズと数を確認・追跡します。筋腫がゆっくり増大し、症状が管理できる限り、追加治療は必要ないことがあります。
薬物療法
- ホルモン調整薬:GnRH作動薬はエストロゲン・プロゲステロンを低下させ、筋腫の縮小を促します。
- プロゲステロン放出IUD、経口避妊薬、アンドロゲンは出血を抑え症状緩和に有効ですが、筋腫自体の縮小は期待できません。
非外科的処置
- 子宮筋腫焼灼術(ミオリシス):腹腔鏡下で電流またはレーザーにより筋腫を破壊。
- 子宮内膜アブレーション:子宮内膜を破壊し、過多な月経出血を止める。
- 子宮動脈塞栓術(UAE):小さな粒子を子宮動脈へ注入し血流を遮断、筋腫を縮小させる。
外科的処置
- 筋腫除去術(ミオメクトミー)
子宮は残し、筋腫だけを切除します。妊娠希望がある場合の選択肢ですが、再発リスクがあります。小さく数が少ない場合は腹腔鏡下手術が可能です。大きな筋腫は開腹手術が必要になることがあります。
- 子宮全摘出術(ホルニクテミー)
根本的な永久解決策です。腹腔鏡下でも実施可能ですが、一般的には開腹手術となります。卵巣は個々の状況に応じて残すか除去します。
