排卵時に左側卵巣に痛みがあるのはなぜ?
排卵痛(ミッテルシュレッツ)とは
排卵痛は、月経周期の中頃、排卵が起こる頃に一部の女性が感じる鋭い刺すような痛みです。通常は卵子が放出される側の腹部、卵巣付近に現れ、数分から数時間続くことがあります。
排卵痛の原因
正確な原因は不明ですが、卵胞が破裂して卵子を放出する際に卵巣の組織が伸びることで周囲の組織が刺激されると考えられています。また、卵子を子宮へ運ぶために卵管が収縮することも痛みの要因になることがあります。
主な症状
鋭い刺すような痛みのほかに、以下のような症状が伴うことがあります。
- 腹部の膨満感
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 頭痛
- 倦怠感
- 気分の変動
対処法と緩和策
排卵痛は自然に治まることが多く、特別な治療は必要ありませんが、痛みが不快な場合は次の方法で和らげられます。
- イブプロフェンやナプロキセンなどの市販鎮痛剤を服用
- 下腹部に温湿布や温かいタオルを当てる
- 温かい湯船に浸かる
- 安静にして体を休める
受診が必要なサイン
以下の症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
- 激しい痛みが続く
- 発熱・寒気がある
- 膣からの出血がある
これらは、子宮外妊娠や破裂卵巣嚢胞など、重大な疾患の可能性があります。
予防策
排卵痛を完全に防ぐ方法はありませんが、リスクを下げるための工夫はあります。
- 経口避妊薬の使用(排卵自体が抑制される)
- コンドームやダイヤフラムなどのバリア避妊具の利用
- 排卵期のカフェインやアルコールの摂取を控える
