頸椎・胸椎の椎間板疾患
頸椎と胸椎はそれぞれ首と背中の肋骨部位を指し、バランス保持や頭部・首・背中の動きを可能にし、脳幹や脊髄を保護し、頭蓋骨を支える重要な役割があります。頸椎・胸椎の疾患は主に加齢によりますが、姿勢や遺伝が関与することもあります。
頸椎変性椎間板疾患
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頸椎の椎間板は加齢とともに水分が失われ、ショック吸収機能が低下し、脆くなります。
進行は緩やかで自覚症状が少ないことが多いですが、椎間板の劣化は骨や関節の炎症、痛みを引き起こすことがあります。
頸椎変性椎間板疾患の治療
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多くの場合、手術を必要とせずに治療できます。薬物療法、理学療法、硬膜外注射などが一般的です。
神経根や脊髄の圧迫、脊椎の不安定性など、重度の場合にのみ手術が検討されます。
シューエルマン病(過度の胸椎後弯症)
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胸椎が過度に前弯し、背中が丸まった姿勢(猫背)になる疾患です。遺伝、姿勢の悪さ、過度の屈曲や重いものを持ち上げることが原因とされています。
シューエルマン病の治療
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14歳未満の子供では、ミルウォーキーブレースや背筋運動で曲がりを矯正でき、痛みには抗炎症薬が処方されます。成人の場合、非外科的治療で改善が難しく、手術が唯一の選択肢になることがあります。
手術は疼痛が強く、保存的治療でコントロールできない場合に限り行われます。後方固定術や前後融合術が一般的です。
後方固定術は金属ロッドやプレートで脊椎を固定し、前後融合術は前方と後方の両方から椎体を固定して曲がりを矯正します。
回復・リハビリテーション
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手術後は背部用ブレースやベルトで背骨を支え、理学療法士の指導のもとで筋力強化やストレッチを行います。退院後もリハビリが必要で、完全回復までに最大で8か月かかることがあります。
