卵管が閉塞していても排卵は可能ですか?
卵管が閉塞していても、卵巣は正常に機能し、毎月卵子を放出(排卵)します。ただし、卵子が子宮に到達できない、あるいは精子が卵子に到達できないため、自然妊娠は難しくなります。
捕獲と搬送
卵管の卵巣側の端は、子宮側よりやや広く、筋肉組織が発達しています。この部分が卵子を受け取り、内部の繊毛(小さな毛)が卵子を子宮へと運びます。
閉塞した経路
卵管は約10センチメートル(4インチ)ありますが、途中の任意の部位で狭くなったり閉塞したりすることがあります。卵子は卵管内に入っても、閉塞部位が精子の侵入や卵子の子宮への移動を阻害します。
原因
- 骨盤内炎症性疾患(PID)
- クラミジアや淋菌などの性感染症による炎症と瘢痕組織
- 以前の子宮外妊娠(卵管妊娠)によるダメージ
診断
医師は子宮卵管造影(HSG)を行い、造影剤を子宮と卵管に注入してX線撮影し、閉塞部位を特定します。また、腹腔鏡手術で小型カメラを用いて卵管の状態を直接観察することもあります。
治療
閉塞部の除去や瘢痕組織の除去を目的とした手術が行われることがありますが、自然妊娠につながる確率は低いとされています。多くの場合、体外受精(IVF)が推奨されます。
